■ ID
| 1721 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 温暖化政策支援モデルのための全球作物収量影響関数の開発
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■ 著者
| 田中朱美
北海道大学 高橋潔
(独)国立環境研究所 増冨祐司
埼玉県環境科学国際センター 花崎直太
(独)国立環境研究所 肱岡靖明
(独)国立環境研究所 蘇宣銘
(独)国立環境研究所 長谷川知子
(独)国立環境研究所 藤森真一郎
(独)国立環境研究所 増井利彦
(独)国立環境研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2014 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本農業気象学会2014年全国大会、平成26年3月19日 |
■ 抄録・要旨
| 国立環境研究所と京都大学では、気候安定化目標を設定・達成する場合に見込まれる温室効果ガス(GHG)排出経路、GHG濃度、気温上昇、分野別影響量を統合的に評価することを目的とした統合評価モデルAIM/Impact[Policy]の開発・拡張を進めている。AIM/Impact[Policy]では影響関数と呼ばれる、気候変化量に対応した影響量を定量化し、分野別の影響を評価するため、この影響関数を構築する必要がある。本研究の目的は、多大な気候変動の影響が懸念される全球作物収量に関して、主要3作物(トウモロコシ、小麦、米)の影響関数を開発し、これを解析することである。本研究ではM-GAEZと呼ばれる作物モデルを用いて、影響関数を構築した。その結果、国および作物により気温と降水に対する収量の感度が異なることがわかった。また小麦に関しては、現在からの気温上昇及び降水減少の程度が比較的小さくても収量が大きく減少する国が多いことがわかった。
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